2014年4月03日 | カテゴリー:日記
映画「60万回のトライ」を見ました。
夢があって、苦難を一つずつ乗り越えていく、高校生という人格形成上重要で多感な世代の生の顔に「青春やん、素敵やん」と素直に感動しました。
描かれている子どもたちの青春は、誰であれ、また、誰によっても、奪われてはならないものだと思います。
朝鮮学校という、知らないものだから、試みようにも言葉ではうまく表現できず、それを一度見れば理解できる、ドキュメンタリーの真骨頂を見た思いです。きっと言葉は伝える側の主観が多くを決めてしまうのに対し、映像は見る側の主観によって理解できるからではないでしょうか。自分にとって同じ価値を持つものはなんだろうか、、同じものがないとしてこれに相当するものってなんだろうか、、と置き換えてみることで、その人にとってそれがどれほど大切なものかを理解することができます。いやー、たくさんの方にぜひ見ていただきたいと思いました。
上映後、朴思柔(パク・サユ)朴敦史(パク・トンサ)両監督が登場され、撮影時や編集時の想いをお聴きしました。なんでもこの映画を見るときは、ハンカチでは足りない、バスタオル持ってけ、と評判だそうです。なるほど・・・・いつの間にか、自分の視点が親の目線になっていて、涙腺解放、よいストレス発散にもなりました。おススメです。